歯科検診を習慣化しましょう

新年が明けて3週間ほど経ちました。
お正月休みをゆっくり過ごされた方も、
すでにすっかり日常生活が戻っているのではないでしょうか?
あっという間に1月も後半に差し掛かってきましたね。


ところで、今年1年の目標や挑戦することは決めましたか?
1年の初めは、新しいことを始めるのに絶好のタイミングかと思います!
ぜひこの機会に「歯科での定期的な検診」を習慣として取り入れてみるのはいかがでしょうか?


今回は、定期検診を受けていただく具体的なメリットをご紹介いたします。


①さまざまな症状の早期発見・早期治療につながる

 むし歯などのお口のトラブルに早期に気づくことにより、できるだけ小さい範囲で治療を行うことが可能です。
 大きなむし歯は、手遅れになってしまうとその歯自体を残すことが難しくなる場合もあります。
 ご自身の歯を健康な状態で永く保つためには、早期発見・早期治療が不可欠です。

②普段の歯磨きでは取り除けない歯石やプラークの除去ができる

 細菌の塊であるプラークや、固い歯石となってしまった歯の汚れは、
 ご自身のケアで100%落とし切ることはできません。
 汚れが残った状態を放置してしまうと、歯周病が進行していきます。

 歯が失くなってしまう原因の第1位が「歯周病」ということはご存じでしょうか?
 歯周病は痛みなどの自覚症状があまりなく、知らず知らずのうちに進行してしまいがちです。
 また、一度進行した歯周病はゼロの状態に戻すことがとても難しいため、大変怖い病気です。
 磨き残しなどがないか、歯科医院で定期的にチェックしていきましょう!

③詰め物や被せ物の異常に気づくことができる

 治療が完了した歯も、健康な状態で維持できているかどうかを確認することが大事です。
 定期検診でお口の状態を確認することで、詰め物や被せ物の隙間に入り込んでしまった汚れや、
 その詰め物・被せ物自体の経年劣化にも早い段階で気づくことが可能です。
 痛みが出てしまう前に、早めに異常を発見することが、お口の健康を守るためには必要です。

④生涯にかかる医療費を抑えることができる

 心臓病や認知症などの大きな病気は、生活習慣病が原因と言われていますが、
 実は、それらを引き起こしているのは口腔内のトラブルと言われています!
 歯周病の人は肥満になりやすく、肥満の人は歯周病になりやすいとされており、
 お口のトラブルとお体全身の病気は密接に関係しているのです。


 定期検診は、日頃からメインテナンスを行うことで大きな病気を未然に防いでいく
「予防」を目的としています。お口の健康を守ることは、全身の健康を守ることに繋がり、
 生涯にかかる医療費を抑えることにも繋がります。
 お口の健康から全身の健康、ひいてはご自身の生活を守るためにも、
 定期的な検診はとても重要なのです。

定期検診は、大体3ヶ月~半年に1回のペースでご案内しております。
年に3回~4回と思っていただければ、そこまでハードルは高くないかと思います。
1回2,000~3,000円ほどの治療費にはなりますが、
今だけでなく将来の健康も守れるのだとしたら、メリットの方が大きいのではないでしょうか?
 
気になったタイミングが予防歯科の始まりです!
どんな些細なことでも構いませんので、ぜひご相談にいらしてください。

このページの上部へ