唾液ってすごい!

みなさん、こんにちは。

新さっぽろライフ歯科です。

 

いよいよ明日からゴールデンウィークが始まりますね。

長い方で9連休の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

海外や国内など、今年は旅行や帰省をされる方も多いと思います。

あいにく札幌は雨の日もあるようですが、ぜひ楽しんでくださいね。

 

当院は日曜日の休診に加え、4月29日・5月3~5日が休診です。

お間違いないようよろしくお願いいたします。

 

さて、みなさんは唾液がどのような役割を担っているか知っていますか?

唾液はお口の中を健康に保つために、大切な役割を担っています。

 

唾液はなんと、1日に1000~1500ml分泌されます。

牛乳パック1~1.5本分ってすごい量ですよね。

 

唾液の主な働きは、以下の通りです。

 

■浄化作用

お口の中の細菌や食べかすを洗い流し、むし歯や口臭を防ぎます。

 

■消化作用

唾液に含まれる酵素(アミラーゼ)が、食べ物に含まれるでんぷんを分解し、胃で消化されやすい状態にします。

 

■緩衝作用

お口の中のpHバランスが酸性・アルカリ性のどちらかに傾かないよう、調節しています。

 

■再石灰化作用

唾液に含まれるカルシウムやリンなどは歯の再石灰化を促し、むし歯のリスクを軽減してくれます。

 

■殺菌作用

お口の中に入ったから細菌の増殖を防ぎます。

 

そんな大切な唾液ですが、残念ながら30代をピークに加齢とともに分泌量が減少します。

分泌量が低下すると、お口の中で細菌が繁殖しやすい状態になり、口臭も出てきます。

お口の中で細菌が繁殖すると、むし歯や歯周病のリスクが上がりますし、誤嚥性肺炎や全身疾患のリスクも上がります。

口腔内をキレイに保つことで、全身の健康を保つことが出来ます。

 

唾液の分泌量を増やすには、十分な水分補給をし食事のときによく噛むこと。

食事の際は一口で30回噛んでいただきたいですが、

普段あまり噛まずに飲み込んでしまう方がいきなり30回噛むのはなかなか難しいです。

まずはいつもより5回、10回多く噛むことを意識して噛む回数を増やしましょう。

噛むことで唾液の分泌を促進します。

 

また就寝時は唾液の分泌が減るので、朝起きたらお口の中がネバネバしたり口臭が気になったりします。

寝る前にはしっかりと歯みがきをし、お口の中をキレイに保ちましょう。

 

唾液をしっかり分泌するにもしっかり噛むにも、歯が健康でないとできないことです。

噛んだら痛いな、しみるな、最近お口の中がネバネバしてるな、口臭が気になるななど、

気になる症状がある方は、早めの歯科を受診してください。

 

しっかり唾液をだして、健康な毎日を過ごしましょう。

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