バランスのよい食事って?
みなさん、こんにちは。
新さっぽろライフ歯科です。
みなさんは病院で「バランスの良い食事を取りましょう」と言われたことはありませんか?
テレビの健康番組でも同様なことを言っていますよね。
では、バランスの良い食事って一体何なのでしょうか。
野菜があればバランスがいいのでしょうか?
食べ過ぎなければバランスが良いのでしょうか?
今日は【バランスの良い基本の食事】についてお話しします。
まず和食の基本は「一汁二菜」の献立です。
肉や魚、卵を使った「主菜」、
野菜、海藻類などを使った煮物、和え物などの「副菜」、
そして「汁もの」です。
「主菜」ではタンパク質や脂質が取りたい栄養素です。
肉の方が食べる機会が多かったり、調理が楽ということで肉に偏りがちな人も多いかもしれませんが、
魚には体に良い不飽和脂肪酸が含まれているため、ぜひ積極的に取り入れましょう。
「副菜」ではビタミンやミネラルが取りたい栄養素です。
野菜や海藻、きのこ類には食物繊維も豊富に含まれているため便通も整えてくれます。
「汁もの」では不足する栄養素を取りましょう。
タンパク質が足りないと思ったら豆腐の味噌汁、
ビタミンが足りないと思ったら野菜のポタージュなど、
その日の献立で不足している栄養素を補完しましょう。
ここに主食であるごはんやパン、麺類を合わせると
炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素が整った
理想的な献立が自然と取れるようになります。
献立を立てる手順の基本は
「主食」→「主菜」→「副菜」→「汁もの」
の順番に決めます。
また献立に気をつけるとともに、調理方法や味付けの仕方などでも献立に変化をもたせましょう。
盛り付けや彩り、季節感を意識した演出も食欲をそそる大切な要素です。
栄養バランスにこだわるばかりでなく、食べたくなるような食事の工夫も大切ですよ。
忙しいとどうしても一品料理になってしまいがちですが、
時間や心に余裕のあるときには、ぜひバランスのよい食事をしてみてください。
きっと心も身体も健康になります。
食べることは生きることです。
大切な食事なので毎日おいしく楽しく食べたいですね。
そのためにはお口が健康でなければ、お食事を楽しめません。
食後には歯みがきをし、お口を清潔に保ちましょう。
また歯科を定期的に受診し、プロによるケアを受けむし歯や歯周病の早期発見に努めましょう。
いくつになってもご自身の歯で食事ができるよう、ご自身の歯を守ってくださいね。